深谷忠記著の『審判』を読み終わりました。
「私は殺していない」と訴え続けても、有罪にさせられた柏木。
自分の無実を晴らすため、刑を終えてから、真相を問いただすため
行動を開始する。
HPをたちあげ、柏木の取調べをした刑事村上を執拗に追う。
策略を練り上げて。
少女を殺したと思われる、男が殺され、泥沼化?と思われ。
無実だと訴える柏木。
犯人だと訴える村上。
二人の思いが交錯して見え隠れし始める真実。
そこに辿りつこうとしたとき、殺された少女の母親に村上は撃たれ・・・。
ラストに向かい段々と謎が解決されていく。
捏造された証拠、隠された真実。
本当の真犯人は?
作者の術中にハマってしまった。
最後まで犯人だと思っていた人物は違い、本当の犯人は!?
罪を償うのは
刑をおえたからではなく、加害者がどれだけ苦しんだのではなく
被害者が許してこそ罪を償えると書かれていたことには
「嗚呼、なるほど」と納得をしてしまう。
確かに、世のニュースでも加害者の人権ばかりを保護しようとする。
それが目立つようでもあるが、確かに加害者にも人権は大切だが、
被害者はどうなるのだろうと、考えてしまう。
被害者にも人権はあるのだから。
でも、まずは自分が加害者にも被害者にもならないことが一番なんだよな、やっぱり。
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